今日は打ち合わせに行くために地下鉄に乗っていたら、終点の南天神駅近くで、男性が急に私の隣の空いている席にリュックサックを置いて、私の目の前で片膝をつく格好で靴紐を結び始めました。
それまで眠くてウツラウツラしていたのですが、エッ?!と驚いて目が覚めて、でもあまりにその人が近くて直視できないでいると、電車がホームに着いてみんな降りて行きました。
私もみんなについて降りて後姿を確認してみると、その方は3、4人組の白人の方でした。
やっと冷静になって考えてみると、確かに日本人は人が座っている目の前で靴紐は結ばないなと思って、びっくりした理由が分かりました。それに地下鉄七隈線は比較的田舎を走る路線なので、利用するのは日本人ばかりという思い込みがありますし。
子供の頃から接してきた日本人の行動と、妙に違っていたからなんですね。
自分では全然ムッとした感覚ではなくて、それどころかヘェーっと新鮮に面白く感じました。
それから今度は打ち合わせが終わって、天神地下街にあるセブン銀行のATMで順番待ちをしていたときのことです。
前の方が終わったのでATMの前に立ったら、中国語の案内画面から日本語の初期画面に戻る最中でした。
それにもまた驚いてしまいました。
その方のことを日本人の若い方とばかり思っていたからです。
今は日本人と区別のつかない方も多いですし、それほど大勢の方がいらっしゃっているということなのでしょう。
意識して歩いていると、最近はアジアの方だけでなく欧米の方も増えているように感じます。
福岡ではかつて炭鉱で栄えた地域を活性化させようと、補助金を使った事業が盛んに行われていたようですが、今でも継続しているものはあるのでしょうか。
今後はたくさんの外国の方に観光地などを訪問していただくことで、そのような地域も新しい展開につながってくれればいいと思うのですが。