自分でホームページを更新したい・・・プログラミングの義務教育化で変わるかも

「自分でホームページを更新したい」というご依頼が続いたことをきっかけに、何回かに分けて、これまでに私が経験したことや感じたことをお話してきました。

更新を担当する方が必要となる作業は、今までお話してきた以外にも、CMSであればセキュリティアップデートもやらなければなりません。

HTMLやグラフィック、パソコンの知識を持つ人のいない会社で、自分達だけで更新して行くのは、なかなか難しいことだと思います。

ところで今年、小学校でのプログラミング教育の必修化を検討する、と文部科学省が発表しましたね。

一昔前までは、ソフトウェアを作るといえば、主にC言語やJAVA言語で作っていましたが、今は条件さえ合えば、HTML+CSS+JavaScriptでも作成できるようになってきました。

もしプログラミングの授業で、後者の組み合わせを習うようになれば、話は変わってくるように思います。

昔から、英語は中学校で義務教育化されています。

例えば、小さな会社で英語のメールを書かなければならなくなったときに、「誰か英語できる人いない?」と聞けば、もしかしたら学校で得意だった人がいるかもしれません。

そんな人はいなくても、英作文の授業を思い出しながら、辞書を片手に「ヒィーヒィー」言って頑張れば、何とか英文の形くらいはできるのではないでしょうか。

プログラミングが義務教育化されれば、「ホームページ更新したいので、誰かHTMLできる人いない?」と聞いたときに、「小学校でプログラミングの授業だけは得意でした」という人が申し出てくるかもしれません。