考えてみると、シニアの方やパソコンがあまり詳しくない方のパソコンは、日本のメーカーのそれなりに高価なものが多いように感じます。
当然Microsoft Officeがプリインストールされていますし、「操作が分からないときはメーカーの人に聞く」とおっしゃっているので、そのようなサービスも込みのパソコンなのでしょう。
それに書店に行けばWordやExcelの解説書はたくさんありますし、パソコンを持っている知人に聞けばWordやExcelならば分かるという方も多いのではないでしょうか。
一方でGoogleのような無料サービスは、使ってみて分からなければググって(Googleで検索して)自力で解決するという文化です。
解説書についても、Googleのサービスは機能がいつの間にか追加されていたり、いつの間にか廃止されていたりして、買ってもしょうがないという気がします。
同じことはスマートフォンにもいえるかもしれません。
メーラーはスマホにプリインストールされているメーカー専用のものを使っている方は多いですし、みんなが使っているからという理由でアプリを使うことが多いのではないでしょうか。
ほとんどの方のパソコンやスマホの接し方は、このような感じかなと思えてきました。
一方で、Googleのまだメジャーではないサービスやオープンソースのサービスで面白そうなものを見つけて、よく分からないながらもググったりして使い方をマスターするような人は少数派かもしれません。
自分が面白いと思う世界にどんどん深入りして、その結果世間の人とどんどん知識の差が開いてしまう。
それって要するに「オタク」ってことですかね・・・。自分も少し当てはまるような気がします。
昨日、WEBブラウザで使うOfficeソフトもみんなが使うようになるには時間がかかるかも、と書いたのですが、本当にずっと先の話のように思えてきました。