パソコンに不慣れな方が、「分からない」と聞いてくるときは、何が分からないのかが分からないことも多いです。
私もパソコンを使いはじめた頃はそうでした。
そもそも、「デスクトップ」とか「フォルダ」などのパソコン用語を知らないので、説明自体がうまくできないんですね。
私は長い間、「コピペ」(例えばワードの「編集」メニューで「コピー」して「貼り付け(ぺースト)」すること)の意味が分かりませんでした。
ですから、ITに不慣れな方が、パソコンを買ったりインターネット回線を引いたりするときは、少し割高になっても、電話サポートが付いているプランを選ぶんですね。
私も質問を受けたら、「いつからこういう症状になりましたか?」とか、「最近設定を変えたり、ソフトをインストールしたりしませんでしたか?」など、会話をやり取りする中で、いろいろな情報を聞き出して行きます。
このような時間は、業者さんによって、出張費で対応してくれたり、○○回電話サポート無料のようなサービスだったりで、費用の相場は無いようなものでしょう。
私がやり取りしたような会話を、人工知能が代わりにやってくれたら、一日中付き合ってくれますし、深夜でも対応してくれます。
「そうだ、ついでにこれも教えてくれない?」と言っても、嫌な顔一つしません。
何時間も会話した結果、何も修理する必要がなかったという結論になっても、業者の人に気を使う必要もなく、お茶菓子を出す気遣いもいらず、「じゃあ、またお願いね。」と電源を切ることができます。
私もそんな人工知能、一つ欲しいですね。