前回、パソコンの調子が悪いとき人工知能が相談相手になってくれる、というお話をしました。
そうなれば、わざわざ業者さんを呼んで調べてもらう必要もなくなると思います。
しかし、それ以前に、パソコンを使う代わりに、より簡単で使いやすいものに変わって行くかもしれません。
iPadが発売されたとき、これでパソコンは要らなくなるのでは、という話をよく聞きました。
Officeソフトなどを駆使する業務であればパソコンは必要でしょうが、今でも条件さえ合えばiPad一台で十分な方もいらっしゃるでしょうし、iPad用のOfficeソフトなども進化を続けています。
私は休日に、仕事で使うデスクトップパソコンではなく、WindowsのTabletを使うことがありますが、WordやExcelなどの編集で「どうしても必要になったとき」だけ、そのTabletにUSBのマウスとキーボードを挿して作業します。
これはWindowsパソコンの例ですが、タッチペンが普及してソフトも進化してくると、iPadでもAndroidのTabletでも、この「どうしても必要になったとき」という時間は減ってくると思います。
先日アクティブシニア交流会で講演された方は、シニア向けにiPad講座を開かれている方でしたが、今ではシニアの方々も、TabletでLINEをやったり絵を描いたり、思い思いに楽しんでいらっしゃるようです。
ドコモなどのキャリアから購入すればインターネット接続のことで悩む心配もありませんし、ファイルやフォルダなどのパソコン用語もそれほど意識する必要はありませんので、ITに不慣れなシニアの方にはとても使いやすいと思います。
一方で、スマートフォンを常に触っている若い方の場合は、少し状況が違うのではないかと思っています。