自宅で仕事が続けられているということは仕事が向いているのだろうと思います

昨日は起業して自宅を事務所にすると、いろいろな誘惑に負けて仕事に集中することが難しいという記事を読んで、私の知人も同じように考えている人は多いが、自分には当てはまらないというお話をしました。

もちろんそれはその人の性格にもよるでしょうが、業種にもよると思います。

私はいくつかのゲーム開発会社でディレクションをしていたのですが、プログラマーやグラフィックデザイナーの中には、集中したいとき自宅でやりたいという人もいました。

きっちり仕事をしてくれるので好きにしてもらったのですが、これなんて一人でできる業種ならではですよね。

昨日の私が席を置かせてもらっていたデザイン事務所の人は、広告などを手がけるデザイナーでしたので、引っ切り無しに代理店の人が来て打ち合わせをしていました。

こういう人の場合は、同じグラフィックデザイナーでも、交通の便のいいところに事務所を借りる必要があるのでしょう。

昨日読んだ記事にも、自宅で上手く行かなかった人がコワーキングスペースに移って上手く行くようになった、と書いてありましたが、コワーキングスペースによっては、同じビル内にあるミィーティングルームを借りられたりしてとても重宝します。

それにもう一つ、自宅で仕事に集中できるかどうかは、その仕事が自分に向いているかどうかにもよると思います。

これは仕事が上手くいくかどうかではなくて、あくまでも集中できるかどうかという話です。

私は大学の受験勉強のとき、自宅ではまったく集中できなくて、予備校や図書館の自習室で勉強していました。

単に勉強が好きじゃなかったからですが、今にして思えば、好きな教科があったり成績がよかったりしたならば、もう少し自宅で集中できたと思います。

そういう意味では、仕事が苦痛ではないということはありがたいことだと思っています。