AIが普及して行くほどにEQ(心の知能指数)の方がより重要になって行く、という記事をいくつか見かけたのですが、元になった記事は昨年ハーバード・ビジネス・レビューに掲載されたもののようです。
じゃあどうすればEQって上がるんだろうと思ってインターネットで調べていたら、マインドフルネスや坐禅、瞑想で高めることができるというようなことが書いてあります。
EQとは自分の感情をコントロールする知能というのも含まれるそう。これは確かに坐禅などの効能として知られているものです。
私は毎日、わずかな時間坐禅をやっているのですが、このところの酷暑でイライラすることも増えたので、もう少し回数や時間を増やしてみようかなと思っていた矢先でした。
とはいうものの、以前にも書いたように、私がやっているのは3分程度椅子に座ってやる「なんちゃって」坐禅です。
結跏趺坐(けっかふざ)のような正式な座法で、15分や20分の間ちゃんと座れるものならば最初からやっています。
マインドフルネスなんて何年も前から流行っていて、いろいろいい効果も知れ渡っていると思いますので、やっている人は多そうなのに、私の周りでやっている人を知りません。
小学校の習字の時間に、心を落ち着かせるために目を閉じさせられたように記憶しているのですが、時間にして1分程度だったと思いますし、集団だったのでできたのだと思います。
これが毎日一人で15分というのは、よほど坐禅と相性のいい人でないと無理なのかもしれません。
ただでさえ、今の人は少しの空き時間にスマホを見る習慣がついています。
ますます人々の生活パターンから、坐禅をするような時間は締め出されていくのかもしれません。