自分が70代になってIT企業に勤務できるか考えてしまいました

今日、打ち合わせで同席されていたシニアのアドバイザーの方が、11月から大手IT企業で週二日ほど勤務することになったとお話されていました。

先日、檜山敦さんの「超高齢社会2.0」(平凡社新書)という本に提案されている、フルタイムで働くのではなく自分の都合に合わせた時間に働く「モザイク型就労」について書いたのですが、まさにそれを実現されています。

以前、私の親戚の叔父さんが技術を買われて、退職した会社に今もパートで働きに出ているというお話をしたのですが、今日のシニアの方も親戚の叔父さんも同じ70代です。

70代で自分の技術を買ってもらえるというのは、一つの理想じゃないかと思います。

お二方を見ていると、技術や経験があるのはもちろんですが、人に対してオープンで明るい性格なところ、どんな人にも分け隔てなく接するところが共通しているようです。

そういうところは大事だと思います。IT関連の会社だと若い人も多いでしょうから、特にそう感じます。

私が三十代まで関わっていたゲーム業界は、若い人が多く、なかでもデバッグで雇われていたアルバイトの子たちは十代後半もいたんじゃないかと思います。

マスターが近くなると、彼らと弁当を食べたりして何日も一緒にテストプレイをして過ごしたのですが、彼らの目に私はどう映っていたのでしょうか。

今思い出したのですが、以前あるIT企業にお邪魔したとき、雰囲気が明るい体育会系のノリで驚いたことがあります。

前述のお二方はこのような会社でも明るく対応されると思うのですが、私が70代になって対応できるかというと無理だと思います。今でも無理か・・・。

シニアになってある会社に勤務するとなると、こういうところも考えておかないといけないですね。