今日、夕食の時間にNHKのテレビ番組「日本人のおなまえっ!」を見ていたら、高度経済成長期に生まれた今でもよく見るものやよく使う言葉などが紹介されていました。
特に1958年、昭和33年はチキンラーメンや東京タワー、一万円札などができた年ということでとても印象に残りました。
そして先程、たまたま糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」を読んでいたら、糸井さんが10歳のときのことを書いていて、そこに東京タワーやチキンラーメンの話が。
何でも糸井さんにとって8の付く年は転換点らしく、この年は夢の「昭和33年」だったのだとか。
面白いなと思ってインターネットでこの年のことを調べてみると、岩戸景気の始まりだったせいか、ロカビリー、栃若、力道山などのブームが絶頂期で、フラフープが大流行し、スーパーカブやスバル360が発売された、かなり特別な年だったようです。
しかしこのような時代を享受するためには、少なくとも物心ついてからしばらく経っている必要があるわけで、そういう意味では糸井さんくらいの年齢の方から「そういえばそんなこともあったなぁ」なんて懐かしがれるんだと思います。
私の年代でいえば1970年以降からでしょうか。
その頃、大阪万博に行こうかカラーテレビを買おうか、なんて家族で話し合った記憶があります。
そんなことを思いながらふと気付いたのですが、1958年の数年後に私が生まれているじゃないですか。
この年の出来事って私が生まれるはるか昔の話だと思っていたのですが、そうではなかったんですね。
フラフープの流行なんて戦後すぐのようなイメージでしたし、私が生まれる数年前まで一万円札はなかったんですか・・・。
自分の年を改めて感じてしまいました。