昨日は、今回のGoogle勉強会で興味を持っていただけたことについて書きました。
一方であまり興味を持っていただけなかったのは、クラウドとローカルの違いについて説明したとき。
クラウドにあるアプリとデータは、パソコンのハードディスクにあるソフトとデータと分けて考えてください、とお話したんですね。
Dropboxはhttps://www.dropbox.com/にアクセスして使うより、パソコンにインストールして使うタイプの方が普及したため、今回参加されている方は、ExcelのファイルをダブルクリックするとパソコンにインストールしたExcelが起動するのが普通だと思われています。
しかし今回の勉強会でGoogleドライブを利用する際は、https://drive.google.com/にアクセスしています。
当然そのままでは、GoogleドライブにあるExcelのファイルをダブルクリックしても、パソコンにインストールしたExcelは起動しません。
なぜこの説明をしたかというと、この動作を比較して、DropboxはExcelが起動するのにGoogleドライブは起動しないとおっしゃる方を何人か見てきたんですね。
ですので今回その理由をご説明して、Googleドライブの方もパソコンにインストールするタイプの「バックアップと同期」を使えば、Dropboxと同じようにExcelが起動することをお伝えしました。
受講者の中には、Windowsのデスクトップにあるアイコンはインストールしたソフトで、Yahoo!を見るブラウザで動くのがWebアプリですね、と確認される方もいらっしゃったので、理解はしていただけたと思います。
逆にいえば、最近のWebアプリはインストールしたソフトと違いを意識しないくらい高性能になったということなんだと思います。
ただこのテーマは、一生懸命説明した割にはみなさん食いつきが悪かったです。
考えてみると当然ですが、そんなことを聞いても面白くないですよね。私が受講者だったらそう思います。
これが今回の勉強会で私が一番勉強になったことでした。