若いと思っていた有名人が年を取ったと気づくのは自分も年を取ったときかもしれません

先日、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の取材で、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが取材を受けている記事を見かけました。

どちらもすっかり白髪で貫禄が・・・。70歳前後ですから当たり前ですよね。

以前ブログにも書きましたが、クイーンは私が中学生になった頃にはすでに大人気でした。

クイーンの初めて買ったレコードは「キラー・クイーン」のEPで、福岡の九電記念体育館のコンサートにも二回行きましたので、私の中の彼らのビジュアルはそのときのままで止まっています。

当時ロジャー・テイラーは女性にモテモテで、雑誌ミュージック・ライフだったと思うのですが、ブロンディのデボラ・ハリーとキスしている写真が載ったことがあって、大騒ぎになっていた記憶があります。

のちにデボラ・ハリーが、欧米では気が合えば普通のことだし恋愛感情はない、みたいに受け流すインタビュー記事も見ました。

それくらいロックスターはアイドルのように注目されていたと思います。

なので映画の取材時の写真に衝撃を受けたわけです。

考えてみれば私もあと何年か経てば高齢者の仲間入りです。

私と同学年の俳優さんは、よく若い俳優さんのお父さん役をやっていますが、そのうちお爺さん役をやるようになるのでしょう。

最近お亡くなりになる芸能人の方の多くは、私が子供の頃テレビで活躍されていたときは若くてハツラツとしていました。

順番ですから、私と同年代の芸能人の方も若い人から同じように見られて行くのでしょう。

「えっ、この人が昔あんなに若かった人なの?」

そんな感情を抱くときは、自分もずいぶん年を取ってしまったあとなのかもしれません。