ヒカシューの「20世紀の終りに」を聴いていた当時21世紀の世界を想像できませんでした

深夜にインターネットで学生の頃流行った音楽を聴いていたら、急にヒカシューのことを思い出して「20世紀の終りに」を聴きたくなりました。

巻上公一さんの歌舞伎の喋り方のような歌声。懐かしい・・・。調べてみると1979年の曲なんですね。

確かにこの頃あたりから、世間も徐々に21世紀のことを意識し始めていたような気がします。

シブがき隊も「じたばたするなよ 世紀末が来るぜ」と歌っていました。この曲は1982年とのこと。

今思い出しましたが、高校のときの体育の先生が何の話だったか「君たちが21世紀を迎える頃は、男として油の乗り切った年齢だから・・・」みたいなことをおっしゃっていました。

当時はまだ先の話だなー、なんて思っていたのですが、来年は2020年。2000年に生まれた人が二十歳になってしまいます。

子供の頃は、21世紀になるとSF映画のような世界になっていると想像していたのですが、実際には何も変わりませんでした。

それどころか昭和の生活と変わらないじゃないか、と思ったものです。

しかし21世紀になってから20年近く経ってみると、少しずつSFのような話も聞くようになりました。

AIが人間の知能を超えるシンギュラリティや今のコンピューターより1億倍高速といわれる量子コンピューターなどがそれです。

ヒカシューやシブがき隊の歌が流れていた頃は、2001年や2020年の世界を想像することはできませんでしたが、リアルタイムで体験できているのでラッキーかもしれないなと思っています。