「楽々談話室」は管理者がチャット全体を見守ることになります。
チャットをするのは利用者ですが、管理者がいなければ利用することができません。
もちろん、管理者は四六時中チャットを見守っていなければならないというわけではなく、自分の管理する団体の利用者をユーザー登録してしまえば、管理画面を開く必要はありません。
下の図は、一般的なチャットアプリと「楽々談話室」の違いを表したものです。
一般的なチャットアプリでは、利用者はサークル以外の知人とも繋がっていますので、一つのチャットアプリで、サークルのメンバーと関係の無い人とチャットをすることができます。
一方で、「楽々談話室」は、管理者がユーザー登録した利用者以外の人とは繋がっていません。
サークルで何か問題が発生したときに、管理者は、チャットシステムを一時的に停止したり、別グループを一時的に作成したりして、柔軟に危険を回避することができます。
先日、実際にASKの会員様がLINEのアカウントを乗っ取られた事件がありました。
その方のアカウントから他の会員様に、電子マネーを購入して欲しいというメッセージが来たようです。
幸い、そのメッセージを受け取ったのはITに詳しい方で、対処方法を書いたメールマガジンを発行したりして事なきを得ました。
「楽々談話室」でも自分のパスワードを人に教えたら、同じようなことをされてしまいます(「楽々談話室」だけでなく、他のアプリでも同様なのですが)。
しかし、「楽々談話室」の場合は、例えITに詳しいメンバーが一人もいなくても、とにかく管理者に伝えさえすれば何とかなる、というのは安心なのではないかと思います。