絶版になっている読みたい本のことがずっと気になっていました

先日ブログで、本屋に行きすぎないことと本を買いすぎないことを決めた、ということを書きました。

「しないことリスト」というほど厳密ではないのですが、自分の中で決めている「できるだけやらないこと」に追加したのです。

すでに読みたい本がたくさんあるのに、これ以上増え続けたら、読みたい本を読めずに寿命が来てしまいます。

とはいうものの、その読みたい本というのは小松和彦さんや河合隼雄さん、若桑みどりさんなど私の好きな人の本であって、この方たちの代表作を全て揃えているというわけではありません。

河合隼雄さんなんて、このあいだ岩波現代文庫に「〈物語と日本人の心〉コレクション」という全六冊シリーズがあるのを知って、さっそく一巻目の「神話と日本人の心」という本を注文したところです。

すぐに読む時間はないのですが、なぜ購入したかというと電子書籍になっていないからなのです。

例えば、昔購入した小松和彦さんの「悪霊論」(ちくま学芸文庫)は面白いなぁと思うのですが、今では絶版になっています。

Kindle版のように電子書籍になっていれば安心なのですが、それがない場合いつ絶版になるか分かりません。

それに絶版になっていても、古本で売っていればいいのですが、あってもとんでもなく高くなっているようでは困ります。

冒頭のブログを書いたあと、心配になって小松和彦さんの絶版になっている本を古本屋さんに注文しました。

そんなこともあって、最近全国の古書店の組織「日本の古本屋」というWebサイトを利用しています。

福岡に帰って来ずに東京に住み続けていたら、神保町に古書店通いをしていたかもしれません。