知人がパソコンを買い替えたようで、新しいパソコンが上手く動かないというので見に行ってきました。
何が動かないのか確認してみると、Outlookの設定が上手く行かないという話でした。
知人が用意していた情報は、メールアドレスと手書きのパスワードのみ。パスワードは間違いないといいます。
プロバイダーから貰った書類はなくしたそう。
ということで、プロバイダーのホームページからメールサーバーとポートの情報を探して設定してみたのですが、上手く接続できない。
そうなるとやはりパスワードが怪しいので、再発行できないか調べてみたのですが、それらしい情報がありません。
仕方がないのでプロバイダーに直接電話して事情を話すと、先方でも接続を試してみるということなのでパスワードを伝えたのですが、案の定間違っていました。
しかもそのプロバイダーは、現在のパスワードが分からなければパスワードの再発行もできないらしい。
なのでここで作業は終了。もう一度契約時にもらった書類を送ってもらうことで話は終わりました。
知人に話を聞いてみると、以前のパソコンで使っていたメーラーはOutlookかどうか分からないらしい。パソコンを買った販売店でOutlookを勧められたそう。
ITの苦手な人がパソコンを買い替えたとき、メーラーの設定につまずくのは、三十年以上前から変わっていないように感じます。
iPadのようなデバイスがパソコンに置き換わって行くとすれば、こういうところも理由の一つになるかもしれないと感じたできごとでした。