弊社が2001年から販売しているScore Magazine(スコアマガジン)という楽譜作成ソフトが今も売れています。
複数の販売代理店さんでダウンロード販売契約をしているので、注文が入ったら連絡があるんですね。
今日ブログに何を書こうかと考えていたら、注文の連絡がきたのでこれを書いています。
一番売れていたときは一日に数本注文が入っていたのですが、さすがに18年経つと数日に一本という感じです。
機能のバージョンアップはもうほとんどしていないのですが、楽譜作成ソフトというのは流行り廃りもないので、一旦ちゃんと作ったら売れ続けてくれる息の長いジャンルだなぁと思います。
発売した当初はWindowsのバージョンが混在していました。多分98、Me、2000、XPがあったと思います。
ハードディスクを取っ替え引っ替えして動作チェックをしていました。
Score Magazineは、Windowsに付属しているソフトウェアMIDI音源を使って音を出しているのですが、Windowsのバージョンが変わると仕様が変わって、音が出なくなることもあったのです。
Windows 10が出たときも仕様が変わって音が出なかったので対応しました。
しかしここ数年は、最初の頃のように複数のOSが混在することもないので、その点は助かっています。
ずいぶん前ですが、Score Magazineに代わる楽譜作成ソフト開発の話もありました。
しかし、楽譜作成ソフトの世界にもオープンソースのものが出てきたり、パソコン以外にスマホのようなモバイルデバイスが一般的になったりと、パソコンソフトを取り巻く状況がどんどん変わる中でその話も立ち消えになりました。
弊社の業務も、楽譜作成ソフトとは関係のないアプリ開発がメインになりましたし。
とはいえ、いつかは新しい楽譜作成ソフトを作ってみたいとは考えています。もし作るとすれば、今ある楽譜作成ソフトとは違うタイプのものになると思いますが。
・・・といようなことを考えつつ、今もScore Magazineが売れてくれているので、ありがたいなと思っているのです。