長持ちしたいい傘が壊れてしまって昔は物価が高かったことを思い出しました

長年使っていた折り畳み傘が壊れてしまいました。

7、8年使っていたんじゃないでしょうか。

親が贈り物でいただいたもののようで、デパートで売っていた商品じゃないかと思います。使わないというのでもらいました。

今まで大風のときさしていて何度も風で裏返ったりしたのですが、ぜんぜん壊れませんでした。

いいモノとはこんなに長持ちするのかといつも感心していました。

外出先で急に雨が降ってきたときは、コンビニなどで折り畳み傘やビニール傘を買いましたが、それらは大風のときことごとく壊れました。

確かに値段がちょっと高かった革靴や鞄などは長持ちしています。

考えてみれば、私が子供の頃は、服などの日用品はとても値段が高かったように記憶しています。

基本的には日本製がほとんどだったのでしょうし、ディスカウントショップのようなものはあまりなかったんじゃないでしょうか。

パソコンなんて、私が社会人になってもしばらくの間はほとんどが日本製でした。

日本のメーカーは国内で製造していたんですね。

そのうち海外メーカー製の安いパソコンがどんどん入ってきて、日本のメーカーも対応を迫られます。

何かの雑誌に国内メーカーの方のインタビューが載っていて、パソコンの部品に外国製を使うかどうかかなり議論した、というような記事を読んだことがあります。

確かに当時のパソコンは頑丈な作りというか、チープなところはなかった印象があります。

それがいつの間にか、身の回りに安い商品があふれるようになりました。

終身雇用もなくなりましたし、多くの人が正社員でいることもできない時代なので、安くモノが買えるのは助かります。

しかし冒頭でお話した傘のようなことがあると、多少高価でも長持ちすれば結局は得なんだなと改めて感じました。