妙なところで想像力が逞しいのと神経症の素質はほぼイコールなんだと思います

昨日も少し触れましたが、私は生まれながらに神経症の素質があるせいか、手をよく洗いますし石鹸もよく使います。

そんなの当たり前だという方も多いでしょうが、子供の頃、冬は手の甲までひどいあかぎれでしたので洗いすぎだと思います。

家族にも親戚にも自分のような人はいません。

数年前から、寒くなり始めると炊事のときゴム手袋をはめるようになりました。

それでも炊事をしないときに石鹸で手を洗ってあかぎれになってしまうので、最近は石鹸の代わりに除菌スプレーを使うようにしています。

よくスーパーの入口とか、病院の病室の入り口などに置いてありますよね。それを見て「これいいな」と思っていたのです。

とはいうものの、解剖学者の養老孟司さんがおっしゃっていたと思いますが、手を洗っても細菌はなくならないし、人間の体にはたくさんの細菌がいるということは頭では理解しているのです。

自分の部屋にいるときや、自分のものを使っているときはさほど気にしませんし。

一方で、人が使う食器や人が食べる食品を触るときはとても気にします。いろいろ悪いことを妄想してしまうんですね。

こういうところが神経症なんだと思います。

親戚には「そんなことした手で食器や食品を触る?」というワイルドな人もいて、こんな人は、最近ブログに書いているような心理療法は一生受けないんだろうなと思います。

妙なところで想像力が逞しいのと神経症の素質は、ほぼイコールなんだろうなと思います。