ティク・ナット・ハンさんの本でマインドフルネスの違いを調べてみようと思います

仏教学者の横山紘一さんが、NHKこころの時代に出演されたときのことが書かれたWebサイトを見ていたら、マインドフルネスの普及活動を行っている禅僧のティク・ナット・ハンさんについて触れられており、この方の思想の土台が唯識にあるということが書かれていました。

何度かこのWebサイトを見ていますが、今日は何故かこの箇所に目が留まりました。

というのも、以前購入した香山リカさんの「マインドフルネス最前線」(サンガ新書)には、「一つは、マインドフルネスは実は仏教の最も基本的な形であるテーラワーダ仏教のヴィパッサナー瞑想に端を発している、というよりその瞑想そのものを軸としているのである。」とあります。

唯識は大乗仏教の教義の一つであって、テーラワーダ仏教は上座仏教なので、私は最初からマインドフルネスは唯識とは関係ないという頭になっていたんですね。

ティク・ナット・ハンさんの本はよく書店で見かけるのですが、そもそもどういう人なんだろうと思って調べてみると、昔から欧米でマインドフルネスの普及活動を行っていらっしゃる方のようです。

2011年にはGoogle本社でマインドフルネスの指導を行ったとあります。

一方、日本でマインドフルネスが有名になったのはマサチューセッツ大学の名誉教授、ジョン・カバット・ジンさんのマインドフルネスストレス低減法からだとか。

この方がヴィパッサナー瞑想を研究して本にまとめられたわけですね。

しかし分かったのはここまで。

香山さんの「マインドフルネス最前線」のマインドフルネスと、ティク・ナット・ハンさんのマインドフルネスの違いが分からないので、ティク・ナット・ハンさんの本を読んでみようと思っています。