私の場合、仕事選びの条件として「使命感」というのは少し違うかもしれません

よく、仕事は「好きなこと」をした方がいいのか「得意なこと」をした方がいいのか、という話を聞きます。

私自身、学生の頃からパソコンが好きだったので、それがきっかけでゲーム開発会社のアルバイトをすることになり、社会人になってもその会社で仕事をするようになりました。

その後独立して、ゲームとは関係ないアプリ開発の請負の仕事をしています。

ゲーム開発会社にいたときは、周りにはゲームが「大好き」な人たちが多く、その人達に比べれば私は好きとはいえませんでした。

それに比べてITはそれなりに好きで、それなりに得意だったんだと思います。

昨日も書きましたが、よくこのブログで、年をとったらやりたい仕事を考えているということを書いています。

ゲーム開発会社の件もありますので、年をとったらやりたい仕事は「好きかどうか」を重視しています。

そんな中、「好き」と「得意」以外に、「使命感」みたいなものもあるんじゃないかと気が付きました。

例えば体のどこかが悪くて長年苦しんでいた人が、あるときヨガに出会ってとてもよくなった。同じ悩みを抱えている人にそれを教えているうちに、仕事になってしまった・・・みたいな。

もちろん教えることがあまり「得意じゃない」人は、仕事になるところまでは行かないでしょうし、人が喜ぶ顔を見るのが好きな人は、「好きなこと」を仕事にしているということになるのでしょう。

そう考えてみると、純粋に見返りを求めない「使命感」を持って、それが仕事にまでなっている人はどのくらいいるのでしょうか。

もしかすると、ほとんどいないのかもしれません。

いろいろ書いてきたのですが、結局は「好きなこと」の定義が増えただけのような気がします。