先日ユングのタイプ論「MBTI」のことを書きました。
これをテーマにしたWebサイトは数多くあるのですが、その中にエニアグラムとの関係について書かれているWebサイトもありました。
エニアグラムはMBTIと同じように人を性格で分類する診断方法ですが、こちらは9つのタイプがあります。
私は鈴木秀子著「9つの性格」(PHP文庫)という本を持っていて、それを読む限り当たっていると思っています。
このWebサイトはMBTIの各タイプに対して、エニアグラム9つのタイプ別に性格が書かれているんですね。とても興味深いです。
しかしですよ、私はMBTIではINFJですが、日本版MBTIマニュアルによると全体に対する比率は2%程度。100人に2人、1000人に20人程度しかいません。
公的な機関によるエニアグラム各タイプの比率が掲載されているWebサイトは見あたらなかったので、単純に各タイプは全体の1/9だとしますよね。
仮にINFJが1000人中に18人いたとすると、エニアグラムの各タイプは、その18人中2人。つまりINFJかつエニアグラムXタイプは1000人中2人。ちょっと機械的過ぎますが、とにかくほとんどいないということです。
このWebサイトに書いてある、INFJでかつ私のエニアグラムタイプの特徴は当たっていると思います。
しかし、その特徴を他の人も持っていると思ったら大間違いということですよね。
今まで自分だけの特徴だとは知らずに人に強要してきたこともあるのですが、独りよがりだったわけです。
INFJだけでなく他のMBTIのタイプでも、エニアグラムと組み合わせると全体に対する比率はぐっと下がります。
みんなが同じように考えていると思っていることも、結構自分だけしか考えていないのかもしれません。