いきなり例え話で恐縮ですが、1990年前後のある地方都市にサッカー好きの学生がいたと思ってください。
その頃サッカーはそれほど人気ではなかったため、サッカー雑誌を見ながら情報を集めていた。
彼はまたあるアニメが好きでキャラクターグッズを集めていた。・・・よくある話だと思います。そして続きを一気に。
そのうちJリーグが発足して急に盛り上がってきた。何年かして地元にプロのサッカーチームができた。そのチームに彼が憧れていた選手が入ってきた。たまたまその選手が彼と同じアニメが好きで仲良くなった。そうこうしているうちに彼は学校を卒業して就職した。彼がある会社に営業に行ったとき、その会社の社長が彼と同じ趣味だった。それが縁で、その社長は彼を贔屓にしてくれた。
好きだったものが幸運にもつながって行っただけで、彼が特に何かしたわけではありません。
それでもつながることによって、彼の幸福感はどんどん増して行ったと思います。
以上は極端な例ですが、自分のことに当てはめてみると、好きなものが地味なものであっても、何かにつながっていることはあるんじゃないでしょうか。
なぜこんなことを書いたかというと、私も最近そのようなものをいくつか見つけて幸運だと思ったからなんです。
そしてもし何か不運に見舞われたときも、つながっている幸運を思い出して、ある程度幸福感を保ち続けることはできないだろうか。
私は昔からちょっとしたことでネガティブになることが多かったので、いつもこのような幸運を思い出すことによって、ポジティブで居続けることはできないだろうか。
せっかく持ち合わせたラッキーなので、いつも忘れないでいたいです。