団塊の世代の方々が八十代にどのようなライフスタイルを生み出されるか楽しみです

たまに昼間に親の様子を見ると、暇そうにしていることが多いです。

考えてみれば当たり前で、八十代ともなると、知人は施設に入っていたり亡くなっていたりする方が多くなります。

ご自宅で生活されている方もいらっしゃいますが、そのような方も足腰が悪かったり耳が遠かったり持病をお持ちだったりで、気軽に会いに行くことも難しいみたいです。

一方で、私の団地に毎日のようにバスで出かけている八十代の方もいらっしゃいます。何でも囲碁の集まりに顔を出されている、という話を聞きました。

そういう熱中できる趣味がある方は羨ましいですね。

私がよくおじゃまするASK アクティブシニア交流会さんは、会員の平均年齢が七十代。中には八十代で交流会に参加される方もいらっしゃいます。

そのような八十代の方は、働かれていたり会社を経営されたりしているようです。

そもそも私の親の年代は、祖父や祖母の還暦をちゃんとお祝いした世代じゃないでしょうか。

自分たちも祖父や祖母と同じだと思っていたわけで、自分の老後は六十歳で定年退職して残された人生を悠々自適に生きる、というような感じ。まさか八十歳、九十歳まで生きるとはあまり想像していなかったような気がします。

その点ASKさんは平均年齢が私の親の世代より十歳くらい若いので、今のASKさんのように、交流の場を作って活動することを考える余裕もあったのではないでしょうか。

これがASKさんの平均年齢より十歳くらい若い団塊の世代になると、さらにいろいろな活動をされるようになると思います。

以前より、団塊の世代が後期高齢者になる2025年が注目されていますが、私はこの方々が八十代になる2030年の方を注目したりしています。

団塊の世代が八十代、九十代になると、今までにないライフスタイルを楽しむ方が出てくると思います。

それがどのようなものになるのか、結構楽しみだったりするのです。