決まった曜日と時間に「雪やこんこ あられやこんこ♪降っては降っては ずんずん積る♪」というBGMを鳴らしながら、団地に灯油屋さんが回ってきます。
その灯油屋さんから灯油を買っているのですが、三ヶ月ほど前に業者さんに聞いたところによると、この辺りを回っている灯油配達業者は三社だそうです。
最近気が付いたのですが、その灯油配達業者の数が五社くらいに増えているんじゃないかと思います。
BGMは同じですが、曜日と時間がみんなバラけていてクルマも違うようですし。
ということは、この商売は需要があるということでしょう。
これ以外に回ってくる業者といえば、リサイクル屋さんくらいしかありません、
私が子供の頃は、ロバのパン屋さんとか石焼き芋屋さんなどが回ってきていたのですが、今はほとんど見かけないので、訪問販売のような形態は商売にならないんだと思っていました。
昔東京の上高井戸に住んでいた頃、決まった曜日と時間に、「こんにちは〜、野菜屋で〜す!」と大声を張り上げて野菜屋さんがやってきていました。
そのマンションは家賃の割に広めの部屋が気に入っていたのですが、環八沿いでうるさくて、駅やスーパーまで少し遠い場所にありました。
そのような場所だったので、野菜屋さんが路上で商売できる環境だったのでしょう。
そのくらい訪問販売なんて成り立たないんだなと思っていたので、こんなに灯油の業者さんが参入してきたことに驚いています。