ロボットと生活するようになっても星占いなどの人気は今と変わらない気がします

インターネットを見ていたら、朝日新聞社が運営するwithnewsというwebメディアで「お店のトイレットペーパーを守る! 店主の「おどろおどろしい対策」」という記事を見つけました。

新型コロナウイルスの影響でトイレットペーパーがなくなるというデマが流れて、スーパーなどで品薄状態が続いていますが、記事のお店もストックしているトイレットペーパーが持ち帰られて、困っていたそうです。

そこでお店の方が、「盗罰飢喰」や「厄」などと書かれた呪いの札のような紙を貼り付けたところ、トイレットペーパーがなくならなくなったそう。

人間の祟りや呪いを恐れる性質を利用させてもらった、という趣旨のことをおっしゃっていますが、いいアイデアですよね。

この記事を読んで驚いたのは、「トイレットペーパーがなくならなくなった」というところ。

そもそもお店の備品を勝手に持ち帰るのはいけないことですが、「なくならなくなった」ということは、持ち帰っていた人の100%が祟りや呪いを恐れたってことですかね?

もしそうだとすればすごくないですか。

たまにテレビでスピリチュアル系の番組をやっていますよね。

中にはトンデモな内容の番組もあるので一概にはいい切れませんが、大体はどんな内容でも信じる人と信じない人は、どちらも一定数いると思います。

まあ、店員さんもそこまで厳密にチェックしたわけではないのでしょうが、それでも劇的に効果があったのは確かなのでしょう。

このような記事を読むと、ロボットと生活するようになっても、宇宙旅行に行けるようになっても、人の心は変わらないんだろうなと思います。

例えば、初詣に行って家内安全などをお願いしておみくじを引いたり、お盆に実家に帰省して行事に参加したりといった習慣は、今後も続くでしょうし、星占いや風水などの人気も今とまったく変わらないような気がします。