神経症には易の水沢節を意識すると効果があるかもしれません

ブログに何度も書いていますが、易経を覚えるために毎日「今日はどのような日になるでしょうか」と占って、出た卦(か)と爻(こう)の解説を確認しています。

今日出たのは水沢節(すいたくせつ)の四爻。

卦辞は「節は、亨(とお)る。苦節貞(てい)にすべからず」、意味は「願いは通る。度を外れた苦しい節に固執してはならない」。

苦節十年の「苦節」はここから来ていますが、本来の意味は現在の使われ方と逆のようですね。

爻辞は「六四は安節す。亨る」、意味は「心安らかに節する。願いは通る」。

最近仕事でもプライベートでもかなりテンパっていて、心に余裕がありませんでした。

そういう状態が続くと、もともと神経症気味なので強迫神経症が出たりします。

そんなときにこの卦と爻です。ちょっと感動しました。

こちらもブログに書きましたが、最近ティク・ナット・ハンさんの本をたよりに瞑想をしています。

「息を吸いながら○○、息を吐きながら○○」などと唱えながら、呼吸の瞑想をするだけなのですが。そしてこれが私にはよく効きます。

しかし最近忙しくてこの瞑想だけじゃ心が落ち着かず、強迫行為が出そうになったとき、次のようにささやきます。

「水沢節。いい加減にしましょう」

するとフッと我に返る。

私にとっては重要な卦になるかもしれません。