Real SoundというWebサイトに「マインドフルネスの次はコンパッション? アメリカで仏教の影響が強まるワケ」という記事がありました。
アメリカ仏教の特徴とともに、マインドフルネスが広まった理由などが述べられています。
記事の中で「ナイトスタンド・ブディスト」という言葉が印象に残りました。
ずいぶん前からある言葉のようで、ナイトスタンドをつけて瞑想をしたり仏教の本を読んだりする、仏教徒だとは自認していない層をそう呼ぶらしい。
キリスト教徒やユダヤ教徒など、仏教徒じゃなくても瞑想などの仏教の行、プラクティスを採り入れている方々も多いそうです。
マインドフルネス=宗教色を取り除いた形で瞑想を受け入れるような、アメリカならではの合理性が感じられますね。
私は日本で生まれてお盆やお正月、お葬式、お祭りなどが生活の一部になっているので、自分には仏教や神道が無関係だとは思えません。
日本人であれば、私と同じような感覚をお持ちの方は多いと思います。
しかしその一方で、日本人でも瞑想をしたり仏教の本を読んだりする人は、それほど多くないかもしれないと思います。
私は唯識仏教を知ってから、得体のしれないものと思っていた心のことが少し分かったようで安心できましたし、まねごとではありますが、瞑想を知ってから、心が落ち着くことが分かって安心できました。
ただ、今新型コロナウイルスの影響で緊急事態が続いています。
ナイトスタンド・ブディストではありませんが、心を落ち着かせる方法はいくつあってもいいと思うので、瞑想をしたり仏教の本を読んだりしたことがない方は、これを機にやってみてもいいのではないかと思います。