私は福岡の西の方に住んでいて、今年も近所の神社に三社参りに行ってきました。
年末からテレビでは、三社参りは太宰府天満宮、筥崎宮、宮地嶽神社へ、というCMが流れていました。
この時期になると、東の方に有名な神社が多いな、とあらためて感じます。
今年は特に、元旦より九州国立博物館で、「宗像・沖ノ島と大和朝廷」という、宗像市の沖ノ島で発掘された宝物が展示されることも、よりその気持ちを強くします。
CMの中の太宰府天満宮は説明の必要がないくらい有名ですね。
筥崎宮は放生会というお祭りが有名で、地元では「ほうじょうや」と発音しています。
子供の頃、参道に出店がずらりと並び、すごい賑わいで、お化け屋敷があったことを憶えています。
地元では、七五三にもここに訪れる人が多いです。
宮路嶽神社の裏手には、「宮地嶽古墳出土品」として国宝に指定されている宮路嶽古墳があります。
筥崎宮から少し東北方向に行くと、古事記や日本書紀にも出てくる香椎宮があります。
子供の頃より、福岡の東の方には有名な神社が多いなと思っていました。
大宰府から朝廷に向かう街道が栄えるのは当然のことでしょうが、大和朝廷が日本を統一する前は、福岡の風景も違っていたんだろうなと想像したりします。