昨年、大宰府に関連する遺跡発掘のニュースがいくつか報じらました。
私だけかもしれませんが、忘れた頃に大宰府に関するニュースが報じられているように感じています。
今検索してみただけでも、次のようなものがありました。
- 菅原道真公が暮らした官舎の可能性がある建物。道真公に関連する遺構が見つかったのは初めて。
- 大宰府政庁跡で、税を管理する役所・蔵司の一部とみられる大型建物跡出土。
- 筑紫野市で大規模な7世紀の土塁発見。大宰府を守る防塁とみられ、丘陵上での土塁の確認は初めて。
昔から不思議だったのですが、大宰府は朝廷の重要な出先機関なのに、なぜ記録が少ないのか。
私は歴史に詳しくありませんので、この時代のものは全国的に同じ状況なのかもしれませんが、道真公はここで暮らしていたとか、大宰府の防塁はここまであったとか、言い伝えくらいは残っていてもよさそうに思います。
正確なことは分かりませんが、福岡の人の気質のせいもあるんじゃないかと思っています。
話は現代に飛ぶのですが、東京から福岡に戻ってきてちょっと驚いたのは、プログラミング言語のRubyを支援したり、IT企業を積極的に誘致していること。
レベルファイブ、LINE、サイバーエージェントなどといった、日本を代表するIT企業の開発拠点があります。
昔から、大陸の先進的なものを受け入れてきた土壌があるのかもしれません。