昨年末、x86のWin32アプリが動作する、ARM版Windows 10が登場するという噂が話題になりました。
つまり、今までWindowsパソコンでしか動かなかったソフトが、スマートフォンで動く可能性があるということです。
ずいぶん前から、PC(パソコン)はなくなるのかという議論が続いていますが、また再燃しそうですね。
多くの方が、業務でPCを使う主な理由は、WordやExcelのようなOfficeソフトを使う、というのがあると思います。
Windows 10が搭載されたスマホで、PC版Excelを編集したいかと問われたら、その必要はないと考える方も多いでしょう。
とはいうものの、画面の大きなタブレットであったならば、それなりに便利な場面もあるかもしれませんし、今までタブレットだけで編集作業をやってきた方に取っては、今度こそ本当にPCは不要になるかもしれません。
クリエイターの方にとっても、大画面タブレットとタッチペンで操作する、フル機能のPhotoshopやIllustratorがあれば、元々キャンバスに絵を描いていたような人にとっては、PC+マウスより遥かに作業しやすいかもしれません。
私の母は機械音痴で高齢なので、PCは見せることさえないのですが、タブレットで母の実家付近のGoogleストリートビューを見せたら、感覚的に指で触って視点を移動させていました。
PCはなくなるかという議論ではなく、使う人の目的に合わせて分化して行く、ということなんじゃないかと思います。
それでは、私にとってのPCはどうなんだろうと、ちょっと考えてみました。
初心者にとってPCは、使いにくくてよく分からないものという印象かもしれませんが、私はそのままでいいかなと思っています。
そのよく分からないところが面白いと思っているようです。