どこでもインターネットができるので暇という感覚が分からなくなるかもしれません

WiMAXのように手軽にWi-Fiを持ち歩けるようになれば、街中でパソコンを広げている人を見かけるようになるかもしれませんね。

今電車の中では、ほとんどの人がスマホの画面を見ています。

スマホが普及する前は何をしていたのでしょうか。

私が東京にいた頃は、漫画を読んでいる人の割合が多かったように記憶しています。

私たち社会人は、モーニングやビッグコミックスピリッツなどを読んでいたように思います。

高校生までは地元にいて自転車通学だったので分かりませんが、電車に乗っている人は新聞や雑誌を読んでいたのではないでしょうか。

たまにバスに乗るときは、私はウォークマンで音楽を聴いていました。

私が電車で一番暇だったのは、帰省するときの新幹線でした。博多まで6時間かかります。

あるとき東京駅で乗ると当然ながら満席で、前の方の席でおじさんがスポーツ新聞を広げていました。

新大阪過ぎてだったと思うのですが、空席も少し目立ち始めます。

そのおじさんが新聞を置いて降りた席に、今度は若い男性が座って、その新聞を読み始めました。

博多駅に近付いてくると、席はガラガラになっていて、ふと気が付くと、さっき男性がいた席に、学生くらいの若い女性が座っているんですね。

やっぱり、男性が置いて行ったスポーツ新聞を読んでいました。

気持ちは分かる。本当に暇ですよね。

しかし、あまり見かけない光景だったので今でも覚えています。

今の人は本を読まなくなったと聞きますが、もし世の中にスマホも漫画もないとしたら、今の人も本を読むんじゃないかと思うのですが。