最初にマインドフルネスの情報に触れたときは、坐禅や瞑想の一種かなと思いました。
調べてみると、坐禅や瞑想から宗教的な要素を取り除いて、心理療法などに使われているということが分かりました。
マインドフルネスの前はヨガが流行っていたように思います。
ヨガも少し調べてみたのですが、こちらは起源を特定することができないほど古いもののようです。
私がイメージするのは、昔からインドで行われてきたもので、仏教に取り入れられたものが坐禅になったという感じです。
何度か書いてきた大乗仏教の深層心理学ともいわれる唯識ですが、こちらもヨガを実践する学派で、正確には瑜伽行唯識学派といいます。
ヨガの体験からも唯識の教理が生み出されたのですね。
しかしヨガもマインドフルネスも、日本で流行るものはオシャレなイメージです。
表参道や麻布のホットヨガスタジオに、仕事帰りのOLさんが通っているような・・・。
ヨガの前に流行っていたものは何だったでしょうか。
マインドフルネスやヨガのように、書籍や雑誌として数多く出版されていたのは引き寄せの法則だったような気がします。
癒しがブームになって以降、ハーブやアロマのようなアイテムからスピリチュアルなものまで、さまざまな流行がありました。
私の子供の頃は、「癒し」という言葉をほとんど聞いた記憶がありません。
病気などの治癒に使う言葉のように思いますので、どこかの時点で、人間に治癒が必要な社会になったということなのでしょう。