前回、「ここたまサポートひろば」は利用者が匿名なので個人を特定できないことが特徴、というお話をしました。
そうであれば、企業や学校の責任者の方は、このサービスを導入するメリットはあるの?という疑問を持たれると思います。
cocotamaさんには、専属の社労士や経営コンサルタントの先生方がいらっしゃいますので、もし問題が見受けられるならば、その情報(個人情報は含まない)と、それに対する先生方のアドバイスが企業や学校に届きます。
これについては、cocotamaさんのホームページに詳細な説明があります。
http://cocotama.com/corporate/mensup.html
ここまでメンタルヘルスのサービスとしてご紹介して来て今更なのですが、cocotamaの佐々木社長によれば、これはメンタルヘルス対策というよりも、その前段階のサービスということらしいです。
つまり、気軽にcocotamaスタッフと世間話をしましょう、という方が近い。
「今日は仕事がキツかった」、「大変だったね」みたいな友達同士の会話、よくありますよね。cocotamaさんが目指しているのは、そこなんだそうです。
話し相手をして、相談があれば乗って、悩みを抱え込んでしまう前に発散してもらいたい。
ただ、複数の社員や生徒が同じ悩みを抱えているならば、その悩みの原因が企業や学校の内部に潜んでいるのではないか。
その原因や解決策は何が考えられるかを企業や学校に報告して、問題が深刻化する前に解決に役立ててもらおう、というサービスのようです。