久しぶりに会う友達と飲んだあとに連休について考えていました

ゴールデンウィークは二日連続で学生時代の友達と飲みました。

一人は東京から帰省中でした。

私も東京で仕事をしていたときは、福岡に帰省するとよく地元の友達と飲んでいました。

ゴールデンウィークは帰省しなくても、お盆かお正月くらいは帰省する方も多いのではないでしょうか。

このような慣習は私が生まれるずっと前からあったのでしょうが、考えてみると、帰省してまずは家族、親族と団欒するのが先でしょうから、地元の友達と飲み歩くとなると、上京するまでいくらか余裕がないと難しいのではないかと思います。

ということは、お盆やお正月がある程度まとまった期間休みに制定されてからの慣習なんだろうと思います。

集団就職で若い人が金の卵といわれたような高度成長時代あたりでしょうか。

古い時代の話ですが、丁稚奉公になると、そうそう休みなんてもらえなかったという話を聞きますから、会社という組織に多くの人たちが所属するようになって以降ということになるのでしょうね。

週休二日制でさえ、調べてみると、大企業を中心に1980年代から採用され始めたくらいなので、今のように連休が地元の友達とゆっくり飲めるくらい長く感じられるようになったのは、そこまで昔のことではないのかもしれません。

私が子供の頃、お盆もお正月もお店は休みでした。

お正月の三が日はどこも開いていないので、日持ちのするおせち料理があったのですから。

お店も含めて国民が同時に休むという時代に、働いている人たちは、連休をどのような感覚で過ごしていたのでしょうか。

博多どんたくで、通りもお店も人で溢れている天神で飲んだあとに、そんなことを考えていました。