音楽と民俗学と心理学が好きな素人が書くので「マイ音楽民族心理学」と呼んでみます

私は深層心理に興味があって、河合隼雄さんの本などを読んでいることを、このブログに書いてきました。

先日、音楽心理学という分野があることを知り、それ以降、自分が音楽学のどの分野に興味があるのかを考えています。

考えているうちに、以前小泉文夫さんの本を面白く読んでいたことを思い出したり、研究分野の区分けは一般人にとってなかなか判断しづらいことが分かったりしました。

そうであれば、私は専門家ではありませんので、面白そうなテーマを見つけたら、マイ音楽○○学のように、素人なりに自由に考えを巡らせて楽しんでみようと思い立ちました。

実際に、音楽心理学の本を読んでいて、自分の興味はもう少し文化人類学寄りかなと感じましたので、私が昔から読んでいた文化人類学者の小松和彦さんの音楽版のテーマなんて面白そうだな、と一人でワクワクしていました。

一昨日、福岡正太さんの論文(*)から、小泉文夫さんは民俗学の「基層文化」という概念を参考にしていたと書きましたが、小松和彦さんも文化人類学者に加えて、民俗学者としても紹介されていることを思い出しました。

このブログで、宮本常一さんや赤坂憲雄さんの本のことを書いてきましたが、私は民俗学にもとても興味があるのです。

ここ数日、私は「専門分野」に敏感になっているみたいです・・・。

以上のようなことから、私が音楽について思いを巡らせるときは、民俗学や心理学寄りの内容になりそうだなと感じました。

今後そのような内容で記事を書いたら、タグに「マイ音楽民族心理学」と付けてアップしてみます。

まったくの自己満足ですね。

* 2003 「小泉文夫の日本伝統音楽研究--民族音楽学研究の出発点として」『国立民族学博物館研究報告』28(2) pp.257-295