会社内にカウンセラーを置くよりも前段階のサービスです

企業さんによっては、業務委託によって産業カウンセラーを派遣してもらったり、企業内カウンセラーを設置したり、社外のカウンセリングルームと契約したりされていると思います。

ここたまサポートひろば」は、そのどれにあたるかといいますと、それらよりも前段階のサービスなんですね。

従業員さんが心理カウンセラーに相談するという時点で、既に心に変調をきたしているわけです。

もしかしたらそうなる前に、友達にグチを聞いてもらったり、スポーツやカラオケや飲み会などで、こまめに発散していれば、変調をきたすまでには至らなかったかもしれない。

個人ではどうしようもない、プライベートや職場の問題があったとしたら、信頼のおける友達や上司に相談して、解決の糸口を見つけられたかもしれない。

「ここたまサポートひろば」はその役目を果たすためにあります。

cocotamaさんによると、チャットの内容は、基本的には他愛もない日常会話のようですが、やっぱり人間ですから、中にはグチをいってくる方もいらっしゃるそうです。

ちなみに、cocotamaさんの前身は心の卵というNPO法人で、そのときにメールでグチをいってもらう「グチってメ~ル」というサービスを日本で最初に始められたそうです。

そういう意味でcocotamaさんは、グチを聞いてくれることにかけてはベテランなんですね。

しかし「ここたまサポートひろば」は、ただグチを聞くだけではなくて、チャットの内容から、従業員さんが将来心の変調をきたすかもしれない「きざし」があれば、それを取り除くために、専門家の方々の協力を得て、企業さんの職場環境と従業員さんの心の問題をサポートすることになります。