AIが身近になってSF小説を読んでいないことに気付きました

先日、AIのアルファ碁が、世界最強とされる中国人棋士の方に三連勝して話題になりました。

私も昔、入門書を買ったりして囲碁をかじったことがあるのですが、才能がないと思ってすぐにあきらめました。

囲碁を覚えたら老人になっても楽しめる趣味になる、と妙な動機で始めたのですが、将棋と違って囲碁は升目もたくさんあって、碁石をどこに置いていいものやら、私には楽しめるようになっている自分を想像できませんでした。

もちろん、上手い人たちのレベルになると、囲碁も将棋も奥深さや難しさは同じだと思います。

コンピューターで囲碁の対戦プログラムを作るというのは、すごいアルゴリズムだろうなと感心してしまいます。

私の子供の頃を思い出すと、大阪万博には未来の生活をイメージしたパビリオンがあったり、テレビにはSFのドラマやアニメが溢れていましたので、子供ながらに21世紀は宇宙旅行ができるとか、家にはロボットの家政婦さんがいるなど、当然のように信じていました。

現実は全くそんなことはありませんでしたが。

とはいうものの、前述のアルファ碁を初め、ここ数年AIが急に身近になってきたように感じます。

そんなことを思っていた矢先、本棚を物色していたら、学生の頃買ってまだ読んでいないSF小説が何冊か出てきました。

大学生だった思うのですが、アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」や、レイ・ブラッドベリの「火星年代記」を読んで、あまりの面白さに衝撃を受けた記憶があります。

世の中に、こんなに夢中になれる小説の分野があるんだと感激して、本屋に行くたびに、面白そうなSF小説を探していました。

しかし、なぜかこの30年くらい、SF小説を読んだ記憶がありません。