バス通りという言葉は広い道路を表す時代ではないんですね

先日、免許を更新する時期が来ていたので、打ち合わせで外出するついでに、自動車運転免許試験場に行ってきました。

私は運転免許を、30年以上前に、そこに隣接している自動車学校で取りました。

当時は自転車で30分ぐらいかけて通っていて、辺鄙なところにあるなと思っていました。

地下鉄七隈線開業と同じくらいの時期に、自動車運転免許試験場のまん前に福岡外環状道路が開通したので、車で行くにはとても便利になりました。

打ち合わせは天神でしたので、近くに免許更新センターがあるのですが、その日はたまたまお休みだったのです。

最寄の駅から乗る地下鉄は、外環状道路の下を走っているのですが、福岡大学を起点に、地下鉄は天神方面に、外環状道路は福岡空港の南の端に向かって、それぞれ分かれます。

福大前駅から、外環状道路を走るバスはどんどん出ているはず、と大船に乗ったつもりで家を出ました。

いざ福大前駅に着いて地上に出て、バス停で時刻表を見ると、何と1時間に2本。次のバスは30分後です。

バス停は外環状道路に面していないので、外環状道路に出たらバスもたくさん走っているだろう、と思いつきました。

地図上ではわずかな距離です。

そう思って歩き出すと、福大前の外環状道路はトンネルに覆われていて、10分近く歩いてやっと外環状の道路が見えました。

ところが今度はバス停がない。

やっとバス停を見つけて時刻表を見ると、何と1時間に2本。さっきのバス停で見たのと同じです。

何だこれは!?

外環状道路は4車線の高速道路と一般道路の2階建て。バス通りの中のバス通りじゃないのか?

昔から持っていたバス通りのイメージが崩れ去りました。