死ぬときに後悔することと若い頃に戻りたい人

自分が年を取ったせいなのだと思いますが、芸能人の方が亡くなるニュースが目に付くようになりました。

私の知っている方のご親族などに、最近亡くなられる方がいらっしゃったので、余計にそう感じるのですね。

このようなことが続くと、書店でつい「死ぬときに後悔する○○のこと」といった本を手に取ったりします。

書かれていることを見ると、「人間はこういうことで後悔しているのか。自分はそうならないように、ここに書かかれていることをやろう」、とそのときは思います。

しかし、このような、人が後悔する代表的なことは、やろうと思ってもできない代表的なことでもあります。

書いてあること自体は、中年の人であれば、テレビや雑誌や漫画などで一度は目にしたことがあるような気もします。

つまり、遥か昔から人間が共通して感じるもので、繰り返し伝えられてきたものなのでしょう。

それでもやっぱり、自分だけは後悔したくないので、何とか実行するためには・・・というテーマの本があるのですね。

その一方で、ちょっと考え方を変えてみて、死に際して後悔しているときに、タイムマシンが完成するなどして、もう一度若い頃に戻ることができるとしたら、人はどうするのでしょうか。

よく、芸能人や文化人のような方の、「若い頃に戻りたいなんて思わない」という発言を聞きます。

私も戻りたいとは思いません。