SPレコードとハイレゾ音源を同じ時代の人が聴いている不思議

先月、ソニーが日本国内でアナログレコードの生産を29年ぶりに再開する、というニュースが流れました。

何だか最近、新譜でLPレコードが発売されているようで、ちょっとしたブームなのかなと思っていたら、本格的に生産が開始されるというので驚きました。

去年、Technicsのレコードプレーヤーが復活したというので、世の中には好きな人もいるんだなと思っていたら、LPまで新譜が出るようになりました。

もう本格的な復活ですね。

学生の頃を思い出してみると、アルバムジャケットを部屋にずらっと飾っている知り合いもいましたので、LPレコードにアート作品的な価値は感じていました。

今見ても、プログレバンドなどに印象深いジャケットがありました。

ELPとかキング・クリムゾンとかイエスとか・・・。

CDに変わったら、そのような魅力はあまり感じなくなりました。

そんなことを思っていたら、今はLPレコードを通り越して、さらに古いSPレコードを売っているお店もあるようですね。

一方で、その対極にあるハイレゾ音源で音楽を聴くことも盛り上がっている。

SPレコードなんて、LPレコードが普及する前の1950年代まででしょうから、ハイレゾ音源とは70年の時を隔てた音源を、同じ時代の人たちが鑑賞しているわけです。

何とも不思議な世界です。

みなさん、何を目指して聴いているのでしょう。

SPレコードの人もハイレゾ音源の人も「いい音で聴きたい」という欲求は当然持っていると思います。

SPレコードの場合、こだわるところといえば、針とプレーヤーになるのでしょう。プレーヤーというより蓄音機ですかね。

ハイレゾ音源の方は、最新の高ビットと高レートということになるのでしょうか。そうなるとデジタルなので日進月歩でしょう。