音楽を聴くときに求める価値は人によって違います

前回までは、聴く音楽のジャンルによってはお金と時間を使わなくて済む、というお話をしましたが、今回はちょっと違うお話です。

私は音楽を聴くときはポータブルCDプレーヤーがメインです。

というより、今はそれでしか聴きません。

もともと家の外で聴くのが好きだったのです。

コンポーネントタイプのステレオやミニコンポは持っているのですが、座ってじっくりと聴くことはありません。

私が人生で一番ステレオにお金をかけていたのは、大学生から社会人になってしばらくの間だと思います。

アルバイトしたお金や給料を、自分の趣味に丸ごと使っていた時期です。

日本はバブルに向かっていて、サンスイのアンプやダイヤトーンのスピーカーなど、今でも評価の高い製品が次々に発売されていた時代です。

ソフトの方も、CDが本格的に普及を始めた頃で、アバドのマーラーなどの魅力的なLPが、こちらも次々に発売されていました。

私は秋葉原を回って、サンスイのアンプやケンウッドのレコードプレーヤーを安く手に入れて、そのマーラーなどを聴いていました。

とはいうものの、当時の記憶は、カセットウォークマンに録音したマーラーなどを、自転車に乗ったりしながら聴いている姿なんですよね。

これでは、いくら高音質のコンポーネントステレオを買っても意味がありません。

今でもステレオの雑誌をよく見るのですが、とても高価で、いかにも音のよさそうな製品が紹介されています。

マニアの方のご自宅訪問の記事を見ると、とんでもなく高級なシステムがセッティングされていますね。