4つのケアの推進内容について解説しています

以前、「Relax 職場における心の健康づくり・・・」は、「労働者の心の健康の保持増進のための指針(平成27年11月30日健康保持増進のための指針公示第6号)」に図などを付けて、分かりやすくまとめたものと書きました。

先日より確認している「A 事業場における心の健康づくり計画及びストレスチェック実施計画(例)」は、「Relax 職場における心の健康づくり・・・」の方に追加されているもので、一次予防であるストレスチェックや4つのケアを、どのように盛り込むかの例が示されています。

話は前後しますが、再び「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に戻って、4つのケアの具体的な推進内容を確認します。

5.4つのメンタルヘルスケアの推進

ここでは4つのケアが詳しく解説されていますが、最初の概要部分で大まかな内容が理解できます。

セルフケア

労働者自身がストレスや心の健康について理解し、自らのストレスを予防、軽減するあるいはこれに対処する。

ラインによるケア

労働者と日常的に接する管理監督者が、心の健康に関して職場環境等の改善や労働者に対する相談対応を行う。

事業場内産業保健スタッフ等によるケア

事業場内の産業医等事業場内産業保健スタッフ等が、事業場の心の健康づくり対策の提言を行うとともに、その推進を担い、また、労働者及び管理監督者を支援する。

事業場外資源によるケア

事業場外の機関及び専門家を活用し、その支援を受ける。