メンタルヘルス不調は自分も経験しましたので対応の難しさが分かります

先日より「6.メンタルヘルスケアの具体的進め方」を確認しています。

「Relax 職場における心の健康づくり・・・」では、図の「(2)職場環境等の把握と改善」と「(3)メンタルヘルス不調への気付きと対応」に対して、独立した説明ページを設けており、昨日は前者を確認しました。

後者については、説明ページの前に、「労働者による自発的な相談とセルフチェック」、「管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等による相談対応」、「労働者の家族による気付きや支援 等」という項目で、それぞれの立場における対応が示されています。

独立した説明ページは「管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等による相談対応」に対するものですね。

「(3)メンタルヘルス不調への気付きと対応」に対する説明

1.管理監督者による部下への接し方

(1)「いつもと違う」部下の把握と対応

(2)部下からの相談への対応

(3)メンタルヘルス不調の部下の職場復帰への支援

ここに挙げられている部下の例は、自分も経験しましたし、自分の同僚や友人にもいました。

経験者には分かりますが、まったく経験のない方は、部下がサボっているように見えるとか、なかなか実感はわかないのではないでしょうか。

例えば、「(2)部下からの相談への対応」に「話を聴く(積極的傾聴)」が挙げられていますが、こちらはカウンセリングの用語だと思いますので、日頃から専門家の研修を受けるなどして知識を身に着けておかなければ、対応は難しいかもしれません。