ASKさんの研究会などで感じる自分の立ち位置の重要性

ASKさんのホームページで研究会や交流会の情報を発信していると、たまに最先端のITに関する講演を見かけます。

以前は、ビットコインに代表される仮想通貨について、仮想通貨研究会の講師の方が講演されました。

今月の交流会では、ASKの会員さんで外資系IT企業に勤めていらっしゃった方が、高度成長期時代のオフコンの話から、最近のIoTやAI、人生100年のLIFE SHIFT時代の生き方まで、幅広い話題をお話されました。

昔はITといえば、パソコンであり、MS-DOSであり、ワープロソフトであり、モノというか製品でした。

当時の勉強会は、ワープロソフトとかオフィスソフトの使い方のような、ソフトの使い方を学ぶために開かれていた印象があります。

今はITといえば、インターネット、クラウド、IoTやAIと進み、概念を指すようになってきていると思います。

勉強会では、オフィスのペーパーレス化や在宅勤務の方法とか、AIがシンギュラー・ポイントを超えたらどうなるかとか・・・。

モノや製品の使い方を学ぶのではなく、ライフスタイルのような思想の話に変化しています。

昔はExcelを覚えなければ業務に差し支えるというような、勉強会に参加する動機は限られていたように思います。

今は仮想通貨にしろ、ペーパーレス化、在宅勤務にしろ、自分の生活に適用しようとすれば、選択肢が多すぎてきりがありません。自分の人生を選ぶ話ですから。

自分の立ち位置を明確にしておかなければ、新しい概念を追いかけて、消耗するばかりの人生になってしまいそうな危うさを感じています。