「情報オーバーロード」という言葉があるようですね。
あまりにも多い情報のために、意思決定などに支障をきたす状態。「第三の波」などの著作で有名なアルビン・トフラーが「未来の衝撃」という本で一般化させた概念だそうです。
昨日お話した勉強会もそうですが、次々に出てくる新しい技術に興奮して、これは自分の仕事に関係があるとか役に立ちそうだとか考えて、情報を追いかけてばかりいると、本当にやらなければいけないことが疎かになってしまいそうです。
実際に、学生の頃から同じようなことで失敗してきたことは、たくさんあります。
しかも今は、インターネットという環境がそれを助長します。
私にはアプリのプログラミングは無理ですが、どうしても必要になったとき、表計算ソフトなどの簡単なスクリプトは組むことがあります。
インターネットが普及していない時代は、構文を調べるためにプログラミング言語の解説書が必要だったのですが、インターネットが普及してからは、ほとんど検索すれば済むようになりました。
インターネットって便利だなぁとつくづく感心するのですが、その反面、あまり関係のないことまでつい調べてしまったり、Yahoo!のようなポータルサイトをのぞいてしまったりするんですね。
これはスクリプトを組むときだけでなく、調べものをしているとき全般にいえることです。
気がついたらけっこう時間が経っていて、焦ることがよくあります。