未来の数学の授業は楽しくなるかもしれません

昨日は「ゼロから作るDeep Learning」という本を買ったことをお話しました。

少し読んでみると、Pythonに関しては簡単なコンバーターやCGIなどを作ったことがあるので、基本的なことは分かります。

一方で数式に関しては、私はバリバリの文系でしたのでまったく分かりません。

「恒等関数とソフトマックス関数」という章にΣのある数式が出てくるのですが、そんなものは習ったこともありませんので(習っていたならばその時間は寝ていたのでしょう)、もう目が点になります。

とはいうものの、Amazonなどの書評にも書いてあったように、Pythonのインタプリンタで各部分を実行して行くと数式の内容が分かってきます。

こういう理解のしかたもあるんですね。ちょっと感動しました。

学生の頃、数学の授業は特に苦手で、サイン、コサイン、タンジェントなど、大人になったら何に使うんだろうと思っていました。

先生からは、実生活ではこういうときに使うんだと教えてもらったのかもしれませんが、使った記憶はありません。

しかし現代は、普通の生活にAIが入り込んでくるわけで、それに興味を持った子供たちは、いつかはこのような数式を学ぶことになるんですよね。

小学校でプログラミング教育が必修化されるということが話題になっていますが、Pythonを実行してみて数式を理解したように、数学の授業でもプログラミングを組み合わせて教えることになるかもしれません。

そうなると、私が学生のときに感じた、大人になったら何に使うんだろうという疑問は、これからの子供たちは感じなくなるんだろうと思います。

そんなことを想像していると、これからの子供たちがうらやましくなってきました。