自分の得意なことと同時に価値観についても考えたいと思います

昨日の価値観の話は結構重要だと思っていて、例えばサッカーの日本代表に、実力も一流で日頃から活躍しているのに、監督の戦術に合わないということで選ばれない選手がいるようですね。私はサッカーには詳しくありませんが、スポーツ解説でたまに見ます。

これなんて、誰もが認めるストロングポイントを持っていても、受け入れる側がそれを必要としていなかったということですよね。

でもそんなことは予測できないこともあります。今の監督が急に解任されて、後任の監督は自分と価値観が違っていた、みたいなことです。

このようなことを考えてみると、最初に挙げた本の「社長は会社を大きくするな!」に戻るんですが、自分の強みを見つけてそれを伸ばす努力は必要ですが、それを発揮する場所も同時によく考えておく。考えたとしてもそれが受け入れられなかったときは、一人でも活動できる方法も考えておく、という流れは大事かなと思います。

これは最近かなり意識していることで、そのためには好きなことや得意なことだけではなくて、自分の価値観も把握しておいた方がいいと感じています。

ある職業で同じポジションを得意とする二人の天才がいたとして、長い時間が経ってみると、一方の人はそこで活躍を続けているが、もう一方の人は伸び悩んでいるとか道を踏み外してしまった、などという話はよく聞きます。

後者は、人と組んでいたにしても一人でやっていたにしても、自分の価値観をうまく活かすことができなかったというのも理由の一つのような気がします。