人の怪我の話を聞いただけでも人生観が変わることがあります

昨日のバイク事故にあった方々の続きですが、気がついたら病院のベットにいたということでした。どちらももらい事故だったようです。

それまでは、自分は安全運転だし注意を怠らないので事故に会うはずはない、と確信していたのですが、この方たちのような場面に遭遇したら、いくら注意していても避けられないと思いました。

そういえば思い出したのですが、昔渋滞にはまったことがあって、前がまったく動かないのでバイクにまたがってボーっとしていたら、後ろから追突されたことがありました。

渋滞でみんな停車しているのに、私に追突した人は青信号に変わったのでつい発進してしまったということでした。

私には怪我もなく、先方が修理代全額負担で示談になりましたが、これなんて注意しようがないですよね。

バイクに乗るのをやめようと思ったのは、この経験も影響しているのかもしれません。

しかし自分がバイク事故で入院したわけでもないのに、人生観が変わってしまったのはなぜでしょう。

腰痛で動けずに寝込んでいてもそれはまる一日、自転車で顔面骨折して入院しても一週間程度。

その程度の苦しみは人間忘れてしまうようです。

体の一部が機能しなくなって、何ヶ月も退院できなくて、後遺症が残るかもしれない、という人を目の当たりにすると、体が警告を発するのかもしれません。

人間が生きて行くための本能の特徴を見た気がします。