以前、易経の解説書を買ったことを書きましたが、あれから少しずつ読み進めています。
最近ちょっとイラッとしたできごとがあったのですが、以前と比べて気にならなくなったような気がします。
これも易経を読んでいたおかげだと思います・・・なんてことを書いてみたいのですが、そのできごとは大してイラッっとするようなことでもなかったのでしょう。
しかしその際、易経ならばここで怒るのは小人ということなんだろうな、と考えたのは確かです。
易経には、いろいろなシチュエーションにおける人間関係のことが書かれていて、ちゃんとした人や心の狭い人などが次々に登場します。
自分は後者の部類に入るのでしょうが、そのような人たちの例を読んでいくと、何が起こっても「よくあることだ」という気分になるのかもしれません。
易者さんといえば、細長い棒の束を持って、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」といいながら占うイメージがあります。
占った結果、64種類の卦(か)とよばれるもののうち、いずれかの結果が出ます。
卦というのは、先ほどあげたシチュエーションのワンエピソードです。
易経には64種類のエピソードが書かれているんですね。
昨日64番目まで一通り読み終わりました。
とはいっても、一つの卦にはいろいろな解釈があり、それぞれについてとても詳しく書かれているので、全種類をちゃんと覚えて自分で解釈できるようになるには、一生かかっても難しいように思います。