一つの感情でも幸福感が高まるものとそうでないものがありそうです

昨日はネガティブな感情であっても、自分にとって価値を感じることのできる感情であれば、幸福感が高まるらしいというお話をしました。

ふと考えたのですが、怒りや悲しみや不安のようなネガティブな感情といっても、その一つ一つの感情にはいくつかの種類があるんじゃないでしょうか。

怒りという感情一つとってみても、自分が価値や意義を見出せる怒りと、見出せない怒りがあるということですね。

例えば、義憤のような怒りであれば幸福感や満足感は高まるが、外出先で持ってきたはずのものを忘れてしまって自分に腹が立つ、というような怒りにはそのような効果はない、というような。

私は少し不安症でもあるので、物心ついたときから不安と付き合ってきました。

私のような人と、元々それほど不安というものを感じない人を比べたら、不安というものに対する定義も違うでしょうし、不安症の人は、変な言い方ですが、不安のバラエティも豊かだと思います。

その豊かなバラエティの中から、自分が価値や意義を見出せる不安や、そうでない不安など、いろいろな種類に分類することができそうです。

さらにいえば、不安症の人は、どんなものにも不安と結びつく傾向にあるような気がしますので、世の中の多くのことについて不安である、ということもいえるかもしれません。

例えば、新しいことを始めたり、新しい土地に出かけるときに感じるワクワクを伴った不安や、大切な人と連絡が取れるはずなのに連絡が取れない、というような重苦しい不安など、いろいろと出てきそうです。